NO.9,11 ある一枚

NO.9ヴィック・ムニーズ

この展示はとても好きだった。

世界最古のシャンパーニュメゾン「ルイナール」は、2016年からKYOTO GRAPHIEに協賛している。今年は映像の魔術師、ヴィック・ムニーズとコラボ。

葉脈と血管が繋がっていて、大地と人間、命のつながりを感じた。まぁ、私だけかもしれないが。芸術は自由なのだ、いいじゃあないか。なかなか他人におおっぴらには言えないから、こんなところで書いているのである。

にしてもまあ、すごい労力をかけて一枚の写真を撮っているもんだと思わされた。スポンサーがいないとやっていけないんじゃないのか。何より、1階の特設Bar『Ruinart Art Bar』(ルイナール アート バー)で飲んだワインが美味しかった。ぜひ機会があれば皆さんも。

ルイナールのKYOTO GRAPHIE特設サイト:Ruinart × Kyotographie

会場:ASPHODEL

NO.11『彼女、私、そして彼らについて』

アルベルト・コルダ
違う「人」が同じものに立ち向かうときにみせる顔。それらの違いに、また戦時下の写真とドレスアップした女性を写した写真との対比に。全ての写真に共通する活々した「パワー」に、洗われる心地になった。気持ちいい展示だった。

ルネ・ペーニャ
展示の全てが「自分」を被写体にしたセルフポートレート。ルネ自身の年輪を感じた。キューバの歴史の歩みについて、知識が深ければもっと楽しめたのだろうなと、少し後悔している。 

会場:y gion